花菊*日和
*子育てのこと*不妊治療のこと*日々の暮らしのこと*
はじめての妊活~出産

36歳、初めての妊活。

我家のはじまり~フライング妊活~

私が結婚したのは37歳の時。絶対忘れない日ということで、自分の誕生日に婚姻届を提出しました。
年齢的には立派な”高齢”。のんびりしている暇はないので、結婚すると決めた36歳の後半あたりから妊活を開始しました。まずは、妊活の基礎(?)である「基礎体温をつけて排卵日の前後当たりでタイミングをとる」という自己タイミング法にチャレンジです。

タイミング法ってなあに?

タイミング法とは、排卵日を予測して妊娠しやすいタイミングで性交渉を行う方法です。自分でタイミングをはかる場合は、基礎体温をつけたり、排卵日検査薬を使用することで、ある程度排卵日を予測することができます。

しかし、これが全然ヒットしない!今思えば、「歳のせいだよ!」と声を大にして言えますが、当時の私はあまり深く考えていませんでした。
なぜなら、私の母が私を産んだ年齢が39歳だったから。
私には姉がいるので母は経産婦だったのですが、それでも39歳で出産したという事実は私に変な余裕を持たせることになったのです。

高齢って何歳から?

公益社団法人日本産婦人科医会の「分娩時年齢の高年齢化 分娩時年齢の高年齢化 現状と問題点」(第54回記者懇談会2012.5.9)によると、高齢妊娠(高齢初産)の年齢は35歳以上とされています。
ご紹介した資料には、高齢妊娠の割合や様々なリスク、年齢別染色体異常児の出生頻度など、わかりやすく掲載されています。
出産をお考えの方は年齢関係なく読んでいただきたいです。

自己タイミング法を試みること1年―。
途中、夫の出張が入ったり、妊活に対する温度差などで小競り合いがあったりでタイミングが取れない月があったのですが、「流石に1年頑張ってもできないってことは、何か問題があるんじゃないか?そろそろ病院で診てもらった方がいいんじゃないか?」と、思い始めたのです。
遅い!遅すぎるよ!!1年間も頑張んないでさっさと病院へ行きなさいよ!と、当時の私に言ってあげたい…。

38歳になり、”不妊治療”という”言葉が頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消え、という状態になっていましたが、「もうこのまま子供ができないなら、好きな人と二人で生きていくっていうのも悪くないかも」と、子供がいない人生を考えるようになっていました。
もう立派な現実逃避ですね。
それだけ、”不妊治療”には敷居が高いイメージがあったのです。

そんなこんなで、グダグダ考えていた38歳2か月の頃。
生理予定日前にフライング検査をしたところ、陽性反応が出たのです!
線キターーーー!!いらっしゃい線♪

結局、この時の妊娠でかわいい娘を出産し、39歳目前で母となりました。
なんてラッキーなんだ。